小学生から大人まで、全年齢におすすめ!!
- なぜ、錐体の体積は柱体の体積の3分の1なんでしょうか。
- 球の表面積・体積の公式を説明するには?
この2つは、私が小学生の時に読んで感銘を受けた部分。
- 「錐体が柱体の体積の3分の1」
- 小学校では帰納的に教えられました。
先生は、色をつけた水と、錐体と柱体の入れ物を持ってきて、水の体積を錐体の場合と柱体の場合で比較していました。
このままでは、「なぜ?」ときかれても、「実際にそうなっているから」としか答えられません。
実際、錐体の体積が柱体の体積の3分の1だというのは正しいんですが、教科書には平然と公式が書かれているだけ。
私はずっとそれを疑問に思い続けていました。
108ページの2つめの図。
なるほど、と思いました。 - 「球の表面積・体積の公式」
- 中学では、「覚えろ!」と授業で言われましたが、実際覚えるのはほんの少しで済みます。
小学生でも球の表面積・体積は求めることができます。
116ページの図が一番印象に残っています。
表面積と体積がどのように関係しているのか、それがわかる図です。
球の表面積と体積の関係について学校で教えられたのは、高校3年の積分の授業でした。
そのときの説明は、たいていの参考書には書いてあると思います。
ひとつの質問に対して、複数のアプローチが書かれていますので、問題解決のみならず、問題への理解を深めることもできます。
あなたは、小学生に、なぜ三角すいの体積が三角柱の体積の3分の1なのか、説明できますか?
『数学質問箱 - なぜだろう? そこが知りたい! -(講談社ブルーバックス)』(矢野 健太郎)
著者 矢野 健太郎 さんについて。
めっちゃすごい数学者です。詳しくは→wikipedia
東大理学部数学科卒。同大学院卒。パリ大学でエリーカルタン教授に師事。
専攻は微分積分学。
アインシュタインをはじめ、そうそうたるメンバーが集まっていたプリンストン高級研究所所院として研究生活を送る。
以後、客員教授として各国の大学に招かれるなど、世界を舞台に活躍。
著書多数。
彼も携わっているモノグラフは結構レベルが高めの(数学の)問題集。上を目指す高校生におすすめ。
『数学質問箱 - なぜだろう? そこが知りたい! -(講談社ブルーバックス)』(矢野 健太郎)




