タバコが嫌いな人(嫌煙者)の中には、「受動喫煙は大問題だ」と言う人がいます。
一方、喫煙者の中には、「嗜好品だから問題ない」と言う人がいます。
喫煙者、嫌煙者を含む大多数の人に共通して言えることは、
斯くいう私もタバコについてあまり知っていませんでした。
そこで読んだのがこの本。
“副流煙の恐怖”とありますが、副流煙だけについて書かれているわけではありません。
世界第2位のタバコメーカー会長は、自分の子どもに 「タバコは健康に悪いので吸わないように」
と指導している
と指導している
というのから始まって、日本でのタバコの扱われ方、ニコチンのメカニズム、タバコ&酒の組み合わせなどなどについて書かれています。
中盤部分は、タバコという視点から、飲食店を格付け。
最後は、企業・大学等のタバコに関する意識調査のデータとその考察。
格付けのページがやたら多いですが、読んでおいて損はないと思います。
(各付けは、そのほとんどが東京都内の情報。)
ニコチンが、人間の本来の神経伝達物質(セロトニン、ノルアドレナリン、アセチルコリン、ドーパミン、…)と入れ替わって作用する機構は、モルヒネ、ヘロイン、コカイン、アンフェタミンなどの、“麻薬及び精神役取締法”及び“覚せい剤取締法”の対象になっている物質となんら変わりがない。
詳しくは本書にて。
日本のタバコは、警告表示が甘いと言われることが多い。
そういうこともきちんとこの本に載っている。
欧米・オーストラリアなんかでは、
SMOKING CAUSES LUNG CANCERというメッセージがかかれています。
SMOKING CAUSES HEART DISEASE
SMOKING IS ADDICTIVE
SMOKING WHEN PREGNANT HARMS YOUR BABY
YOUR SMOKING CAN HARM OTHERS
(44ページの写真から)
禁煙席を作りつつも喫煙席を確保している飲食店の店長&従業員。
そういう人たちがタバコの影響で短命になっているとは・・・身を削れどもお客様第一
『タバコ副流煙の恐怖 - タバコを吸わない人必読のハンドブック -(中央公論事業出版)』(宮本 順伯)




