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2006年05月22日

知らないままでいいんですか? 『医者が患者をだますとき』

『医者が患者をだますとき(草思社)』(ロバート・S. メンデルソン)

 一週間に一度の更新、という予定でしたが、これは是非、すぐにでも紹介したいという本がありましたので予定を変更してご紹介させていただきます。

 タイトルからして、だいたいどんな本なのかは予想がつくと思います。


 日本では、いまや“医療”とかかわらずに生きている人はいないはずです。
 生まれたら○○検診、○ヶ月検診、予防接種、健康診断、・・・などがありますから。

 その医療、我々の体を、医者という“他人”が扱うんです。
 さて、私たちは“医療というもの”について、どれだけ知っているでしょうか。


 まず、著者を紹介します。

 ロバート・S. メンデルソンさん。
 アメリカの小児科医です。
 今ではもう亡くなられましたが、医学会では人望が篤く、数多くの要職に就いて活躍された方です。
 また、国際母乳連盟の医学顧問も務め、多くの父母に育児指導を行いました。(母乳・育児についてもこの本で触れています。)
 国民からも広く敬愛され、医学と医学教育において多大なる貢献をしたとして、数々の賞を受賞しています。


 この本は、1999年に出版されたものですが、現在においても十分通ずる内容となっています。また、現在では事情が変わっているなど、不適切と思われる箇所には、医療関係者等が注釈等を設けています。

 ロバート氏が、医療の構造の本質を知って、医療の原点に戻ってほしい、そう願って書いた本です。

 アメリカでは、20年以上前からのベストセラー&ロングセラーになっています。


 まず、個人的に一番衝撃的だったのは、今使っている薬に“失明”の危険性があるということです。
 特にネット上に公開しているわけでもないんですが、私は14歳のときに持病を持つようになってしまい、現在一般に行われているように、薬を使い続けてきました。もちろん、今後も生きていくためには、使い続けなければなりません。

 私は、いままで医者にかかることが多く、普通の人よりも、多くの薬を飲んできたんじゃないかと思います。
 薬のお世話になった人は多いはずです。

 しかし今まで、薬の副作用について医者から教えてもらったことは一度もありませんでした。
 処方後にでも教えてくれればいいのに。


 いい医者がいないわけではないですが、悪い医者というのも多くいるわけです。

 この本を読んで、多くの人が、医療と正しくつきあえるようになることを願っています。


 それから、前に読んだ本・今読んでいる本と関連する部分がいくつかありました。ご紹介します。

 以下のページ数は、第4刷のものですが・・・
P.43、44
 歯の健康診断について。これは必要なのか。このことは、以前紹介した、『いい歯医者、悪い歯医者』にも書かれています。
P.47
 レントゲンの使い方は正しいのか。これは、『大学病院が患者を死なせるとき』にも書いてありました。
P.82(2行目)
 このことは非常に大きな問題だと思います。『いい歯医者、悪い歯医者』にも同じことが書いてありました。
P.123
 いい医者というのは評判というのに頼るのもいい方法だが、頼りすぎもよくない。
P.129
 医療機関は衛生的か? この本ではないですが、歯医者で、一度患者に使った器具を、洗うこともなく別の患者に使用しているという話を耳にしたことがあります。
P.160
 母乳の重要性。『いい歯医者、悪い歯医者』には、別の視点で、母乳の重要性について書いてありました。
P.243
 乳糖不耐性について。『いい歯医者、悪い歯医者』でも書いてありました。



 前書きや後書きを読まない人がいますけど・・・しっかり読んでくださいね。
 特にこの本は。

 アマゾンのレビューにもいろいろ書いてあります。

 Amazon のページで見つけました。
 これもロバート・S. メンデルソンさんが書いた本です。




 一番最初に紹介した本は、『いい歯医者、悪い歯医者』の記事を書いたときに、みやちゃんさんから紹介していただいた本です。

 みやちゃんさんは、熊本市で歯科医院をご夫婦で経営なさっている方です。

 彼のページはコチラ http://jyonan.cocolog-nifty.com/dental/
 紹介していただいたときのコメントはコチラ http://dpfrst.seesaa.net/article/16389041.html#comment

 本を紹介してもらうというのはなかなかないことですが、紹介する人ってのは、今まで読んだ本の中から一番いいだろうってものを紹介するわけです。
 この本は紹介してもらえて本当によかったと思っています。

 特に医療関係者からの紹介でしたし。


 例によって、この本は洋書でございます。
 原書は以下のものです。>> 続きを読む >>


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